週末でしたので、札幌近郊の温泉へ行ってきました。
今回訪れたのは当別町にある「開拓ふくろう乃湯」です。以前訪れた時から、ぬるめの外湯と、そこから見える造園風の池に惹かれていたからです。
下調べもして訪れたので、楽しみは倍増です。
開拓ふくろう乃湯は、札幌の造園業者社長さんが開いた日帰り温泉です
約10年間かけて完成させたそうです。2009年に開業しましたが、社長さんが倒れてしまい、2012年に休業を余儀なくされたとのこと。その後は常連さんが営業を引継ぎ、2014年5月に営業を再開しました。
私は訪れたことが2回しかありませんが、まるで老舗旅館の女将さんとでもいうのでしょうか。玄関で立って出迎えてくれます。人懐っこく話かけてくれるタイプではありませんが、丁寧に静かにお出迎えをしてくれます(*受け継いだ常連さんは男性です)。
造園業が始まりというだけあり、露天風呂からは小さな滝が見えます。わざわざ作ってくれたという感じです。
ルートと外観
さて、ルートですが、私のカーナビでは名前を入れてもでてきませんでしたので、「石狩金沢駅」で検索をしてルート探索をしました。住所を直接いれても確実かもしれません。カメラを持ち合わせていなかったので、車に入れてあった古いケータイ電話からの撮影です。
一応目印の看板があります。
外観はこんな感じです。
カメラを持ってこなかったのが悔やまれます。特に今年はもみじがいまいちという印象が風景写真全般にあったのですが、ここのもみじは綺麗に紅葉していて、こぶりながら魅力的でした。
脱衣所はこんな感じです。決して広くありませんが、清潔です。
泉質など
残念ながら他のお客さんがおりましたので、浴槽内の写真撮影はできませんでした。
泉質はホームページによると食塩泉と重層泉だそうですが、どことなくモール泉のような感覚を覚えました。ですが、ここのオーナーさんは温泉ソムリエの資格を持っていますので、まず間違いなくそちらを信頼すべきかと思います。
phが8.6とかなりアルカリ性度が高いですね。これはいわゆる美肌の湯ってやつです。
驚いたのは源泉温度。24.6度と、温泉として認められるにはぎりぎり、ほんとにぎりぎりの温度ですね。ですが成分が豊富なので、立派な温泉です!!
そして、源泉温度が24.6度にもかかわらず、加温をしてのかけ流しだそうです。
どれだけボイラー代金がかかるのだろう。600円での入浴料金では、ぎりぎりの料金だろうなと感じました。温泉基礎知識については下記でまとめていますのでどうぞ。
kitalannotabihurotravel.hatenablog.com
源泉成分表です。自信と親切心が表れていますね。
外湯は体感温度39度くらい、内湯は41度~42度くらいだったと思います。
一時間くらいのんびりと浸かることができました。
またぜひ訪れたい温泉の一つです。ポカポカになって岐路につきました。
帰りはもう夜になっていました。
場所はこんな感じでした。