昨年の暮れはふるさと納税のピークでした。
今年のふるさと納税では「いくら」「和牛」「ビール」が返礼品の地域を中心に納税しました(北海道は一部でごめんなさい北海道!)が、ちょっと変わった返礼品で「土佐あかうしカレー」というのがありました。今日はこのカレーを実食した話です。
スポンサーリンク
土佐あかうしカレーとはどのようなカレーか
まず、僕が購入した「土佐あかうしカレー」とはインスタントカレーです。こんなやつです。
それで「土佐あかうし」って何?と思っていたのですが、インスタントカレーの箱にはこんな記述がありました。以下引用です。
「とさあかうし」は品種名を”褐毛和種・高地系”という、高知県のみで生産されている和牛です。年間わずか600頭ほどしか出荷されない希少品種で、一般の市場にはほとんど出回っていないので「幻の土佐あかうし」とも言われます。肉質としてはうまみの濃い赤みが多く、脂も口溶けがよく甘みがあるので幅広い年代から愛されています。
ほほう。なかなか希少な牛ですね。600頭といったらかなり少ない部類に入ります。
ちなみに北海道で牛の数を調べてみると・・・
2位 士幌町 69,087
3位 標茶町 53,627
4位 清水町 49,324
5位 中標津町 45,191
6位 新得町 34,981
7位 上士幌町 30,901
8位 鹿追町 30,292
9位 帯広市 28,837
10位 大樹町 28,302
※独立行政法人家畜改良センター集計
さらに詳しく飼育牛の数を調べてみました。北海道全域では、1332426頭の牛が飼育されているそうです。そんでもって、高知県では、8916頭だそうです。
https://www.id.nlbc.go.jp/data/toukei.html
もう一度確認しますが、高知県の牛の飼育数は8916頭です。そして「土佐あかうし」というのはそのうちの600頭です。つまり、高知の牛のうちの約6.6%にあたります。かなり希少種ということがわかります!!そんな牛をインスタントカレーなんかに使ってしまってよいのだろうか。。という疑問は残りますが、ともかく、非常に希少な牛だということがわかりました。
もうちょっと調べてみましたが、どことなく痩せているような気がするのですが・・・気のせいですかね?
写真の引用には以下のサイトを利用させてもらいました。ありがとうございました。
いざ実食!土佐あかうしカレー
ぱっと見、通常のインスタントカレーですね。
ですが味は結構違います。かなり濃厚目の味です。
肝心の土佐あかうしはどうかというと、美味しいです。ただし、肉量がかなり少な目。でも柔らかめのお肉で、さらに濃いめの珍しい味ということを考えると、インスタントカレーにしては及第点を通り越して合格と言えるのではないでしょうか。
ネットで「土佐あかうしカレー」の相場を調べた結果。
検索してみるとわかりますが、ひと箱500円でした。高っ!!500円出して購入するかと言われると・・・ちょっと買わないかなぁ。。インスタントカレーとしての価値を考えると、250円くらいが妥当かなぁと個人的には思います。もちろん、インスタントカレーの中で比べると、かなりおいしい部類です。
どこで購入できるの?
購入方法は二つあります。一つは楽天やアマゾンでの通販です。一つ500円のやつですね。個人的には高いと思えるのでおすすめできません。
二つ目はふるさと納税返礼品として購入することです。
この場合は、「高知県土佐郡土佐町」で納税し、返礼品をもらうことができます。ただし、2017年4月現在は掲載していないようです。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 高知県土佐町[とさちょう]のふるさと納税で選べるお礼の品・使い道
自分が納税した時は10箱で7000円の納税でした。7000円の納税で5000円分のカレーと考えると、コスパはなかなかですね!というか71%還元なのでコスパが高すぎます。お恐ろしいくらいですね!単価250円で計算しても2500円分なので、36%の返礼品になります。たしか2017年度からはふるさと納税は、返礼品の割合は3割以内にするようにと狙いうちをされていたような・・・。
いずれにせよ、ふるさと納税の返礼品候補としては結構おすすめできる一品ですね。
まとめ
・土佐あかうしは希少種
・土佐あかうしカレーは結構濃厚で旨い
・7000円の納税で10箱ゲットできる=返礼率71%の驚異のコスパ!!
そんな感じです。おしまい!