札幌から車を40分ほど走らせると、海の見える公園、はまなすの丘公園があります。秋の札幌観光、紅葉が始まるまではどこにいったら良いかわからない(汗)という方も多いかもしれません。そんな方々におすすめです。ここは札幌中心部よりも一足早く秋が到来し、すすきが奇麗です。
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石狩はまなすの丘公園へススキの写真を撮りに行く
朝晩冷え込むようになってきました。もう夏も終わりです。しんみりとしてしまいます。気を落としてばかりではいられません。北海道の短い秋の始まりです!!気合を入れて、一眼レフカメラを持って旅にでましょう!
場所は?
札幌駅でもすすきのでも36通りからでも良いです。ただただ石狩街道を北へ来たへ進んでいくと到着します。
行くべき時間帯は?
基本的に観光客はそんなにいません。いつ行っても静かで穏やかな時間を感じることができると思います。ですがおすすめは何と言っても夕方です。そもそも秋は夕日が美しい季節ですから、夕日を拝みに行くだけでも訪れる価値があると言える場所です。
到着しました。
これから遊歩道を歩くことにします。右手に見えるのが石狩灯台です。
先客で、おじさんが写真を撮っていました。高そうな三脚を持っている!いいなぁ。
太陽をもろに撮ってしまいまして、玉ボケ?みたいのが入ってしまいました。が、まあ良しとします。何となく、サロベツ原野を思わせる雰囲気が伝わってくれると嬉しいです。一面すすき畑状態です!気合を入れてカメラを構えます。
写真たち
最高の一枚が撮れました!!本来は夕日を撮るか(すなわち前面を真っ黒にするか)、もしくは前面の被写体に焦点を当てて太陽は白飛びを覚悟するか、どちらかを選ばなければいけないと思うのですが、何とか両方を両立させてみました。どちらかと言えば後者に重きを置いた撮り方です。
もう一枚。
黄金に輝くススキが奇麗です。すすき自体は透明なので、撮影するのが難しいです。
陽の出方によって、一枚一枚姿形が変わるんですよね。一眼カメラ、使いこなしているわけではありませんが、持っているだけで写真旅行の楽しみが倍増します。この旅行だって、札幌に住みながら札幌を旅行しているわけですから、人生は楽しみ方だなぁと本気で思います。限りある人生を全力で楽しまなければ損ですよね、楽しみましょう!
ちなみに僕が使っているのはcanonのkiss x4です。だいぶ年季が入っているスターターレベルの一眼カメラです。今だと4万円くらいで買えるんじゃないでしょうか。
秋の石狩ハマナスの丘公園を訪れた感想
実ははまなすの丘公園は、本来は6~7月に訪れるべき場所なんですよね。だってハマナスという花は、夏に咲く花ですから。でも、逆を言えばそれだけ穴場ということです。
でも僕はすすきが好きで、辺り一面がすすきで広がる原風景が好きです。穏やかさを感じますが、どこか寂しさを感じる、そんな風景です。中学校の頃、何か国語の教科書で習った作品を思わせる景色です。「故郷」というタイトルで、ホンルという人物が出てきたような気がします。ええとこに生まれた坊ちゃんが、小さい頃仲が良かった友人が、大人になって会ったら身分差を弁えて敬語で話しかけてきた、僕は一つの寂しさを感じた。
そんな作品だった気がします。今、この年になって、あの作品の深さがしみじみと感じられてしまいます。
さて、これからの北海道はぐっと冷え込み、あっという間に冬が来てしまいます。その間に一瞬だけ存在する秋。しっかりと味わって北海道生活を暮らして生きたいと思います。