Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

与那国島の一人旅でドクターコトーの景色に出会う。何もない時間をぼんやりとする幸せ

僕が一人旅を続ける理由

僕は長期休み中は必ずどこかへ出かけます。友人と出かけることも多いですが、一人旅の場合が多いです。その旅がANAを使った国内旅行なのか、はたまたJALを使った海外旅行なのかはその時の気分次第です。いずれにせよ私は長期休暇における旅行を人生の重要柱の一つに位置付けています。人生は仕事ばかりではありませんからね。

四日以上の長期休暇が取れた時は、格安航空券を利用したりコツコツと貯めたマイルを利用したりして日本を大移動しています。大げさな言い方かもしれませんが、日常を離れ、新しい土地の空気や文化に触れると、結果的に日常がさらに潤うような気がするのです。

2015年、沖縄を訪れるのは人生で6回目となりますが、今回は最果ての地、与那国島を訪問しました。

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札幌からANAで石垣島を目指す

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ANAを乗り継いでまずは沖縄の離島、石垣島を目指します。

ANAを選んだ理由は2つあります。

1.新千歳空港から沖縄本島(那覇)まで直行便がある

2.貯めたマイル23000マイルで新千歳空港から石垣までを往復できる

 

JALの場合は、【新千歳→羽田→那覇→与那国島】という経路をとらなければいけませんが、ANAの場合は【新千歳→那覇→与那国島】ルートですみます。飛行機自体はそこまで嫌いではありませんが、それでも乗継はできるだけ少ない方が良い・・・というのが私の考えです。

 

さらに、マイルを利用すれば、【新千歳→沖縄那覇→石垣島】の値段も【新千歳→沖縄那覇】の値段も同一です。札幌からですとこれが往復で19000~23000マイルで実現できてしまいます。中継地点としてどちらを楽しむかは人それぞれですが、私は田舎が好きなので、今回の旅行では石垣島をチョイスしました。

 

航空券を自分で買う場合には、ネットの格安航空券サイトをいくつかあたり、比較サイト等を使って比較検討を繰り返します。友人とでかける旅行の場合は旅行サイト経由が中心になりますが、完全個人旅行の一人旅の場合は私はマイルを使用します。マイルを使用すると、相場の3分の1程度の出費で済みます。

もしも一人旅や旅行を続けるのであれば、マイルの利用によりコスパは3分の1以下になりますから、使わないという手はありません。

詳細としてこんな記事も書いていますから、興味がありましたらご覧になってください。

主にANAのマイルの貯め方です。

こちらはJALマイルの貯め方です。どっちもやっといて損はありません。

私は国内旅行の場合は、そこまで飛行機にこだわっていません。あくまで飛行機は移動手段という認識です。それでも、飛行機からの写真も奇麗で好きですね。

与那国島の朝焼けは東崎展望台で。ここに来てよかった・・・涙が出そうな体験でした

まずは朝焼けです。日本の中ではかなりの南に位置し、かつ最西端とあって、日の出が遅めです。日の出はおよそ朝の7時でした。朝寝坊の私もこれは気持ち的にゆっくりできました。

 

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朝陽を待つのは私と馬のみ。不思議なことに馬は陽が昇るにつれてぞろぞろとお日様の方向へと進んでいきました。

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朝陽が昇りました。馬たちは朝一番の草をひたすら噛み続けています。

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朝日が昇り終わると、馬と牛と、数人の観光客がゆっくりと歩いている、のどかな景色がひたすら広がります。朝焼けも奇麗ですが、この光景は人生で一度は訪れるべきだと思いました。心が浄化されていきます。

ドクターコトー診療所の撮影地へ

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ところで与那国島は『ドクターコトー診療所』の撮影地です。

任意ではありますが、入館料を数百円支払う仕組みだったと記憶しています。(300円だった気がしますが・・・)。場所は比川地区にあったと記憶しています。

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実はこのドラマは見たことがありません。訪れると必ず見たくなると思いますが、なんやかんやと結局みれずじまいです。

ここでは白衣のレンタル(無人)があってコトー先生になりきったり、診療所内を散策したり・・・そこそこ楽しむことができます。

風は少し強めでした。

 何もない海の前で何もしない時間を楽しむ幸せ

個人的にはその下にある海がとても美しくて感動しました。綺麗で、一時間くらいぼーっと座っていても飽きませんでした。海の水が透明すぎて、魚が泳いでいるのが地上からも確認できました。

地元の親子の方でしょうか。陽に当たる海に幸せそうな家族。

時間の流れがゆっくりに感じられ、幸せってなんだろうなぁ。

本気で考えました。考えたではなく、「流れ込んできた」が正確な表現かもしれません。

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何もないことこそが至福。

そんな時間があっても良いのかもしれません。

 この旅を僕は忘れません。