Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

1カ月でビジネス書籍を10冊読んで感じた10のこと

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こんにちはkitalanです。

最近、根本としての「働き方」について一から考え直す機会を得ました。ちょうどこの国が行っている「働き方改革」の時期と重なりますね。

一カ月で10冊って普通じゃん。と思う方。その通りです笑。ですから、今回の記事は普段あまり書物を読まない方、最近忙しくて読む暇がない方、そんな方向けの記事かもしれません。

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 大切なことは全部書物が教えてくれる

働き方や日々の過ごし方、そもそも生きることについて真剣に考えるとき、私の場合は友人や家族に相談するよりも、「書物」に頼ることが多いです。

本当に時間的な余裕があるときは小説を読み、登場人物の視線から世の中を観察します。そうでないときはいわゆる「ビジネス書」を読みあさり、生きるヒントを探し出します。

私にとって書物は、ある種、会社の上司や同僚以上に、価値観に影響を与えてくれる存在です。

一カ月でビジネス書籍を10冊読んで分かったこと10のこと

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この一カ月でビジネス書籍を20冊ほど読破しました。タイトルには10冊とありますがゴロが良かったのと、印象に残ったのが約10冊だったためです。

一日約一冊のペースですが、だいたいは休日にカフェ併設の本屋に入り浸り、本の虫になりました。

似たような系統の本を大量に速読したので、だいたいの傾向を掴みつつ、自分の考えも整理することができました。

1.会社に恩義は感じるけど、人生を捧げるほどではない

多くの書籍が「あなたにとって会社は人生の全てではないはず」と書いていました。仰るとおりです。

ですが、人間そう簡単に自社を見切る勇気がないのが現実です。僕の場合は、無意味に残業するのは嫌ですが、だからと言って会社に特別恨みがあるわけでもありません。

2.残業させるなら残業代をくれ

労働者側は残業を「させられる」という感覚。いわゆる「こんなに頑張っているのに」という思考です。一方で会社側は「あの人は効率が悪いからだらだらと残っている」。

双方の論理のすれ違いが会社愛を低くしている。

3.そもそも会社愛をなんて概念はあっても無意味

会社と結婚する気か?パートナーを犠牲にして会社と心中するのか?そんな主張の本がたくさんありました。

概ね、「昔は年功序列による安心が若者を会社に紐づけていた。今はそれがない」。こんな主張でした。もっともだと思います。

4.生産性を上げろ

生産性についての考え方は好きなのでこれまでも数冊書籍を読んできましたが、やはり非常にしっくりきます。「単位時間あたりの仕事率を上げるから、相応の報酬と自由を俺にくれ!」こんな考え方の20代、30代がわんさかいることがわかりました。同意同意。生産性さえ要求水準を満たしていれば、もっと堂々としていて良いはずです。

5.1日を8時間×2で考えろ

この考え方にはグッときました。会社に拘束される時間が8時間。睡眠時間が約8時間。残りの8時間は全てあなたのための時間だ!!あなたの8時間を仕事に従属させる意味がどこにある??

中堅サラリーマンにはグッとくる言葉です。

6.その「まあいいや」に5万円分の価値が本当にある?

*残業代が出ない会社前提です

一日2時間程度の残業なら、5時に終業しても7時には帰路につくことができます。

それなら「まぁいいや」と考えている人、多いんじゃないですか?

これ、時給換算で考えると安く見積もっても「1250円×2×20日=5万円」ですよね。

「毎月5万円くれ。理由は特にないけど、みんなくれてるから頼むわ。」こう言われて払う人っていますか?でも、僕らがやっていることってそういうことですよね。

無駄な同庁圧力に屈するだけで、人生における損失を数万円も出しているという計算です。

7.背伸びをやめる、見栄をやめる

この主張は自分にはちょっと当てはまらない部分が多かったかな。でも、真理をついているとは思います。過度な水準の要求には、手っ取り早く「こいつに頼んでも無駄だ」という印象を与えた方が早いかもしれません。

8.アイディアは環境と食事から絞り出せ

アイディアが必要な会社で働いているのでアイディアが出てこないと辛い。そしてそれを自分のせいにするとますます負のスパイラルに巻き込まれる。社会人として中堅どころになってからというもの、幾度となくこのような経験をした。

そんな時に救われたのは「アイディアが出ないのは閉鎖的な環境にいるから。」「イライラするのは脳みそのエネルギーが涸渇状態にあるから。」という理論。原因を自身の心理に向けるのではなく、行動に向けるという考え方がすごくはまりました。

9.僕はこうして仕事を面白くする

仕事術、整理術系統の書籍は、時間効率を語り、いかに自身のプライベートの時間を確保するかを語る書籍が多いです。逆に、例えば「トヨタ式」に代表されるような本は、いかにクライアントや同僚から信頼を得ることができるか、を綴っているものが多いです。これらの書籍を読み続けていると、以外にも大切なことを見失ってしまいます。

僕たちは選んで今の仕事に就き、また、最低8時間は仕事をする義務にあります。

だったらその仕事を楽しんだ方が得ではありませんか?自身の絶対譲れない価値観、領域を守りつつ、仕事に従事する。そんな社会人が理想的です。

10.そして僕はきっと旅にでる

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今はまだ難しいかもしれないけれど、未知の歌や匂いや不思議な景色探しに、僕はきっと旅に出る

まとめ

会社に縛られすぎるな。同調圧力に屈するな。生産性を上げる。自分にしかできない仕事をする。限られた時間内で。

そして旅に出よう。自然に触れ、心を癒し、まだ見ぬ景色に心躍らし、旅に出るのだ。

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【2016北海道美瑛町】

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【2015.沖縄与那国島】