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楽天ポイントとぐるなびポイントが統合へ。アメックスのポイントはいつまで貯められるか

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こんばんは、kitalanと言います。北海道へ移住した後、資産運用や節約生活、マイルを貯めるなどして生計を立てています。

マイルをコツコツと貯める人の中では隠れた優良企業である『ぐるなび』。実はぐるなびのネット予約を使って間接的にJALの特典航空券を貯めることができるんですよね。

 

ぐるなび予約→アメックスのポイント取得→ブリティッシュエアウェイズのマイル(avios)へ交換→JAL特典航空券を発券

 

というルートです。おそらく、現状ではJALの特典航空券を最安で貯められるルートです。

ところがぐるなびと楽天の資本提携によりこのルートの雲行きが怪しくなってきました。ぐるなびと楽天の資本提携が、陸でマイルを貯める人々にとってどんな影響を与えてくるかを記事にしていきます。

 

ぐるなびと楽天が資本提携したため、ぐるなび×アメックスのポイント提携の今後について考察します

 楽天とぐるなびが資本提携されました。楽天側でプレスリリースが発表されていました。最後のトピックで引用全文を載せていますので、詳しく読みたい方はご覧ください。ここでは、ぐるなび経由でアメックスをはじめとする、他サイトのポイントを貯めている人への影響に絞って記事をまとめます。

 

楽天とぐるなびの資本提携の概要をまとめていきます。

プレスリリースから判断する資本提携の概要は下記になります。

楽天経済圏にぐるなびもとりこまれた

下記は引用です。

1.本資本業務提携の目的及び理由

 楽天グループは現在、Eコマースにとどまらず、旅行予約サイト、デジタルコンテンツなどのインターネットサービス、MVNO(格安スマホ)、メッセージングアプリなどの通信・コミュニケーションサービスや、クレジットカード、銀行、証券、保険、電子マネーなどのフィンテックサービスなど、人々のライフシーンを幅広くカバーするサービスを提供しています。これら多様なサービスを共通の楽天IDとポイントプログラムで結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を構築することで、利便性の高いメンバーシップサービスの提供を目指しています。

黄色の下線は私が引いています。

楽天は現在独自の経済圏の構築を長期計画で行っています。対するのがTポイント経済圏ですが、楽天経済圏に関しては航空会社で言えばANAがそれに当てはまっていました。傘下という形ではありませんが、楽天ポイントはANAのマイルに×2分の1という形で交換ができますので。

 

なお、日本においてはネット予約の市場規模は2017年においては前年比約37%だそうです。ホットペッパー予約が断然使い勝手が良いとは思うのですが、楽天はこうした第二ブランドとの提携、買収が状うですよね。

2018年3月に楽天ポイントとぐるなびポイントが提携

これ、記憶に新しいことですが、この提携を機に、ぐるなびポイント→楽天ポイントの交換ができるようになりました。逆もおそらくできるんでしょうが、あまり需要がないので確認していません。私ももちろん使っていません笑

このルートはめちゃくちゃ嬉しかった記憶があります。

というのも、キャンペーン等で得たぐるなびポイントも楽天ポイントに交換できるようになったんですよね。正直、ぐるなびポイントが1万ポイントくらいあってもそんなに使い道はありませんが、楽天ポイント1万ポイントとなると話は別です。ちなみに私はその一万ポイントを使ってふるさと納税を実施しました。

 

 

 『ポイント統合』という文言が恐ろしい

楽天としてはとにかく独自経済圏を拡大していきたいという思惑がありますから、はっきり言ってしまえば他のポイント提携先は邪魔以外の何者でもありません。

今回の資本提携を機に、将来的には他のポイントへの交換が廃止されることが予想されます。

そこまでいかなくても、現状裏ワザ的に使われている、ネット予約で「直接」アメックスのポイントが貯まるという抜け道は将来的に高確率でなくなってしまうでしょう。

 

ぐるなびポイントは将来的に全て楽天ポイントに統合されてしまうと予想します。

ぐるなびのポイント交換先に「アメリカンエキスプレス」は実は存在しない

 

前述しましたが、将来的に、ネット予約で直接ポイントが貯まる制度はほぼ全部楽天ポイントにとって代わられるでしょう。となると、ポイント交換先が残される形になります。

ところが現状、ぐるなびのポイントの交換先としては、

アマゾン、waon、au、docomo、ana、JAL、東急、そして楽天しかないんですよね(ana、JALはすこぶるレートが悪いです)。

実はアメリカンエキスプレスへの交換ルートはありません。アメックスのポイントとして貯められるのは、ネット予約をして、「提携先ポイント」として貯めた場合のみです。

とすると、ぐるなびを経由してアメックスのポイントを貯めることができる期間は、もう残りわずかということになってしまいますね。

 

ぐるなび経由でアメックスのポイントはどのくらい貯めることができるのか

ぐるなびの一番おいしいところは、ネット予約で提携会社のポイントが貯まるところです。陸でマイルを貯める人にとっては、JALやANAのマイルの積算率が気になるでしょうが、残念ながらそこまでポイントは高くありません。分かりやすいように、1家族(=5人家族)と設定すると、

5人家族=100ポイント×5人=500ポイント。

これがアメックスのポイントの貯まり方です。dポイントも同じですね。

JALやANAの場合は、

5人家族=100ポイント×5人=500ポイント×3割=150マイル になってしまいます。

ちなみに、月単位で加入できるプレミアム会員(月324円)に加入すれば獲得マイルは倍になります。アメックスやDoCoMoでも同様です。

即ち、5人でお店を予約するだけで1000ものアメックスのポイントが貯まるというわけです。隠れた人気技となっているゆえんですね。

ぐるなび経由でのマイルの貯め方については下記記事をご参照ください。

引用文全文

今回の記事に関しては、楽天のプレスリリースを引用させてもらいました。深く知りたい方はご精読ください。*気になった箇所は黄色で網掛けをしています。

 

 

 

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」といいます。)は2018年7月27日開催の取締役会において、株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎、以下「ぐるなび」といいます。)は、本日開催の取締役会において、両社の間で資本業務提携(以下「本資本業務提携」といいます。)に係る契約(以下「本資本業務提携契約」といいます。)を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

1.本資本業務提携の目的及び理由

 楽天グループは現在、Eコマースにとどまらず、旅行予約サイト、デジタルコンテンツなどのインターネットサービス、MVNO(格安スマホ)、メッセージングアプリなどの通信・コミュニケーションサービスや、クレジットカード、銀行、証券、保険、電子マネーなどのフィンテックサービスなど、人々のライフシーンを幅広くカバーするサービスを提供しています。これら多様なサービスを共通の楽天IDとポイントプログラムで結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を構築することで、利便性の高いメンバーシップサービスの提供を目指しています。

 一方、ぐるなびは「日本の食文化を守り育てる」との企業使命のもと、外食のオフィシャルサイトである「ぐるなび」と、飲食店との絆を構築する「1,000人のサポート体制」という事業基盤を確立し、飲食店に対しては販売促進を中心に経営に関する多様な支援サービスを、消費者に対しては非日常の楽しみである外食をより一層楽しく満足度の高いものとするための情報を提供しています。さらに中長期的な事業の成長を実現すべく、飲食店の抱える多様な課題の解決に向けて業務支援をはじめとした支援領域の拡大のほか、消費者がより一層便利に安心して外食を楽しめる仕組みづくり、外食と関わりの深い旅やおでかけ等の非日常領域における新たな事業構築にも取り組んでいます。

  本資本業務提携により、まず、楽天とぐるなびは飲食店の予約サービスにおける提携をより一層強化していきます。我が国における飲食店のオンライン予約の市場規模は2017年において4,502億円と推定され、前年比36.8%と高い成長を示しています[1]ぐるなびにとっては消費者のさらなる利便性向上、外食需要の増大に繋がるとの観点から飲食店における対応を支援すべく重要な事業として位置付けられていると同時に、楽天においては、オフラインサービスである飲食店舗へのエコシステムの拡大という観点で重要な事業と位置付けられています。両社はこれまでも当該事業において様々な提携を行ってきました。2018年3月に、ぐるなび会員が飲食店のネット予約やぐるなびECサイトを利用することで貯めることができるポイント「ぐるなびポイント」から楽天の運営する共通ポイント「楽天スーパーポイント」へ交換できるサービスを開始し、2018年5月には、楽天が運営するグルメ情報サイト「Rakoo(ラク―)(注)」の新規加盟店開拓において提携することで合意しております。そして本資本業務提携を機に、飲食店の予約サービスにおける連携強化の一環として、楽天会員とぐるなび会員のIDやポイントプログラム(楽天スーパーポイント、ぐるなびポイント)の連携を進めます。
 さらに、両社が現在推進している取り組みにおいては相乗効果を発揮できる領域が多くあると考えていることから、上記の取り組みに留まらず両社のブランドや蓄積するデータを活用し、多様な飲食店の課題や消費者のニーズに応えるサービスの開発、販売促進を共同して進めることで、両社の事業の強化・拡大に繋げてまいります。

 (注): 楽天の運営するグルメ情報サイトであり、旧名称は「楽天ダイニング」といいます。
ユーザーは、対象店舗でのお食事の際に「楽天カード」で代金を支払うと、所定の「楽天スーパーポイント」を貯めることができます。

[1] 経済産業省「平成 29 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

2.本資本業務提携の内容

(1)業務提携の内容
①ぐるなび会員及びぐるなびポイントの、楽天会員及び楽天スーパーポイントへの段階的統合
②楽天のユーザーに対するぐるなびのネット予約の利用促進に向けた施策の実行
③楽天及びぐるなびそれぞれのサイト上の広告枠の販売における協業
④ぐるなびの加盟飲食店においてユーザーが利用できる決済方法のPRにおける楽天カード及び楽天ペイの表示
⑤楽天及びぐるなびの運営するサービスについてのそれぞれの顧客及び加盟店への販売促進
この他、両社のブランドや蓄積するデータを活用した協業及び相互の商材の販売促進等について検討してまいります。

(2)資本提携の内容
 楽天は、2018年7月30日付けで、ぐるなび代表取締役会長である滝久雄(個人)からその保有するぐるなび株式の一部(4,677,600株)を市場外の相対取引により譲り受ける(以下「本譲渡」といいます。)旨を合意いたしました。本譲渡は2018年8月22日付で実行される予定です。本譲渡の詳細は、ぐるなびが本日公表いたしました「株式の売出しに関するお知らせ」をご参照ください。

(注)本譲渡後の楽天の所有割合は、2018年6月末時点におけるぐるなびの発行済株式数(48,675,100株)に対し、9.60%(小数点以下第3位を切り捨て)、本譲渡後の楽天の議決権割合は、2018年6月末時点におけるぐるなびの総議決権数(467,809個)に対し、9.99%(小数点以下第3位を切り捨て)となります。

(3)役員の派遣 
 楽天及びぐるなびは、本資本業務提携契約において、楽天が指名する者1名をぐるなびの取締役候補者とすることについて合意しており、かかる合意に基づき、ぐるなびは、2019年6月に開催予定の第30回定時株主総会において、楽天が指名する者1名を取締役候補者に含む取締役選任議案を提出する予定です。

3.本資本業務提携の当事会社の概要
①楽天の概要

注)1 2017年12月31日現在。
  2 単位は百万円。ただし、特記しているものを除きます。

 ➁ぐるなびの概要

(注)1 2017年12月31日現在。
   2 単位は百万円。ただし、特記しているものを除きます。

4.日程

5.今後の見通し
 現時点では、楽天及びぐるなびの業績への具体的な影響額については未定です。今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。

 

まとめ

要点をずばりまとめると、

 

  • 今回の統合により、ぐるなび経由でアメックスのポイントを貯める方法は将来的になくなることが予想される。

 

以上です。

 

あとがき

昨夜(2018年7月30日)にぐるなびと楽天の資本提携のニュースを見て、まず第一に感じた感想が「あちゃー」です。

イーバンク銀行をはじめとして、楽天経済圏に組み込まれた資本についてはあまりいいイメージはないんですよね。それでもまぁビジネスモデルとしては仕方がないというか、大手の力で消費者ニーズを無視した国内戦略をバンバン打ち出す勘違い企業よりはまだまだマシですが、今回の資本提携の余波で、『マイルを貯める』というマニアックな趣味に水をさされないことを祈るのみです。

以上、北海道からでした。

 

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