うー、家のお風呂飽きたー、源泉に入りたいー、ここ北海道だろー
贅沢言わないでください。札幌近郊は名湯は少ないんですから。まぁじゃあ、秘湯探しにでも行きますか!これからの季節は温泉ですね!
地元民の隠れスポット!村自慢の小さな名湯、ルスツ温泉へ行ってきた
留寿都温泉は、知る人ぞ知る!って感じの温泉です。温泉マニアの中では中の上くらいの知名度に入るかと思います。上級者になると草藪をかき分けて、自然の中の大秘湯を目指す人もいるくらいですからね。とりあえず車で行けるちょっとした秘湯を目指します。
新千歳空港から留寿都温泉へ
新千歳空港からルスツリゾートへ直行する人も多いでしょうから、まずはそのルートを検索してみます。
だいたい90分!札幌から行くより近いんですよね。ちなみにルスツリゾートからは車で5分です。これはいかないという手はありません。留寿都村から南へちょっと(1,5kmくらい?)のところに看板がありますから、見逃さないでください。温泉自体は畑のど真ん中にあります。
国道を右折せよ、看板を見逃すな
国道を走らせることが5分。あたりは一気に静かになります。道行く車も少なくなってきました。田舎はやっぱいいなぁー!!
まっすぐの国道を右折するとすぐに見えてきました。留寿都温泉発見!村営の小さな温泉です。
写真は冬に訪れた写真です。くぅー!早く入りたい!
料金は驚きの200円!感謝の気持ちを忘れずに
入ってすぐに左手に受付があります。管理人のおばちゃん?お姉さんに料金を払おうとキョロキョロ。いくらですかー。
券売機を指さしながら、「200円です」って、安っっ!!ちなみに200円というのは清掃協力金だそうです。ありがたやありがたや。
目の前の券売機で入湯券を買いました。
設備チェーーック!!
ぶっちゃけ、お湯さえよければもはや何でも良いのですが、設備もびっくりするくらいしっかりしていました。休憩室あり、床暖房あり、無料のコインロッカーあり、トイレはウォッシュレット付き・・・すげえー!!本当に村営か?!ってくらい至れりつくせりでした。脅威のコスパですなここは。さて、泉質はどんなもんだろ・・・ワクワク!!
いざ入浴!!の前に成分とかチェック
http://www.vill.rusutsu.lg.jp/hotnews/detail/00001555.html
内装はこんな感じ。写真は地元の方が入れ替わりで入ってくるのでなかなか撮れませんでした。朝一番で行ったんだけどなー!
温泉成分チェーック!こんな感じです。
- ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
- 湯温は43.3℃
- 雑誌やwikipediaでは46℃と記載されているが実際には43.3℃(平成22年もの)
- 源泉かけ流し
うほ!!「炭酸水素泉」とあります!!僕が一番好きなお湯だ!体中に泡がくっついてくるんだよね、このタイプのお湯は!!
地元の方との会話が楽しい
温泉プチマニアな僕は一人で温泉を訪れることが多いので、入浴している時は実は結構寂しい。誰か話相手いないかなー、なんて結構考えます。地元のおじいちゃんかな?話かけてくれました。
「若い人が来るなんて珍しいねぇ~」とおじいちゃん。「泉質が素晴らしいと聞きまして」と僕。「違うよ、200円で風呂に入れるからいいんだよ~ハハハ~」とおじいちゃん。
いやぁ、なんか体以上に心があったまるー!!
そんな感じの温泉でした。
ちなに、お湯は軽く口に含んだ感じ、少ししょっぱいという感じ。臭いは鉄のような感じ。
滔々と流れ出る湯船に静かに座っていると、身体に少しずつ気泡がくっ付いてきます。素晴らしい炭酸水素塩泉じゃ!!
地元民に愛されること16年(2000年開湯)
帰宅してからちょっと歴史を調べてみました。一応、このブログのタイトルが『大人の見学旅行記』ですからね。。大人の視点もいれなければ!!ということでチェック。
調べてみたらこんな感じ。
- 開湯したのは2000年。
- 湧出量は1分間に60ℓとそこまで多くはない。
- 泉質の良さや秘湯感から、口コミやブログ、温泉雑誌等でも時々とりあげられるようになり、旅行者の間でも随分と有名になった。
ということで、基本的には地元の方が頻繁に利用する村営の温泉施設なようだ。たしかに、「若い人が来るなんて珍しいねぇ」と声をかけてもらったり、「この間佐藤さんの家で(仮称)蕎麦打ち大会をやった」とか、「会うの久しぶりだな」などローカルトークが色々飛び交っていた。休憩施設もあるしね!!
留寿都温泉の感想
めっちゃいいお湯でした!情報を食ってる感じでなく、本当に身体で感じたって感じ。素人でも気づく泉質の良さでした。
ただ、記載にも合った通り、基本的に村営温泉なんですね、こういう場所は、地元の方々に場所を借りるつもりで過ごさなければいけない!!これ、旅行者マニア、温泉マニアの鉄則かと。肝に銘じておきます。
えらそうなこと言ってないで早く帰ろうぜー、札幌まで2時間かかるだろー
はいはい(君は留寿都リゾートにでも泊まっていけよ)