Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

2019年夏の札幌もやはり猛暑でした

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札幌で猛暑日が続いています。

5年ぶりの熱帯夜ということで、病院への搬送車も出たそうです。北海道新聞でも早速記事になっていました。

上空に暖気が流れ込み続けている影響で、道内は29日夜から30日朝にかけて、札幌市や旭川市など8地点で夜間の気温が25度以上の「熱帯夜」となった。札幌市では27・4度までしか下がらなかった。30日も朝から気温が上がり、午後1時までにオホーツク管内湧別町で33・7度を記録。札幌管区気象台は熱中症への注意を呼び掛けている。

 日本気象協会道支社によると、29日午後6時から30日午前6時までの最低気温は旭川市で25度、オホーツク管内雄武町で26・5度だった。熱帯夜は札幌市で5年ぶり、旭川市と雄武町では9年ぶり。

 気象台によると、午後1時現在の最高気温は同管内小清水町で33・6度、同管内遠軽町で33・5度、札幌市中央区で33・3度、79地点で30度以上の真夏日となっている。各消防によると、午後1時現在、熱中症とみられる症状で少なくとも札幌市で6人、千歳市と恵庭市、胆振管内厚真町、白老町で、それぞれ1人が救急搬送された。

 北海道の上空1500メートル付近には、平年より5度高い湿った暖気が太平洋高気圧の縁を沿うように流れ込み続けており、蒸し暑い日が長引いている。

 札幌市手稲区のていねプールでは、午前9時半の開場前から大勢が列をつくった。同市西区の小学6年国井菜央さん(11)は「暑いけど、水が冷たくてちょうどいい」。札幌中心部に買い物に来た同市豊平区の会社員笹本真輝さん(23)は「昨夜は蒸し暑くて、扇風機を付けっぱなし。じめっとした暑さが続き、気がめいる」と話した。

 気象台によると、8月2日までは厳しい暑さが続く見込み。

 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330130

この記事を見た途端、「あーもうこれはまじであかんかもしれない」と直感しました。

ということで札幌脱走を試みました。

いつもいつも札幌マンセー!的なことばかり書いていますが、猛暑の札幌は好きではありません。早速インターネットで検索して避暑地を探します。

 

 いろんな事情が絡んで勇気を出して猛暑の札幌を脱出しました

思い立ったら即行動してみよう。あまりに色々と条件が重なったので札幌を脱出してみました。

我が家の賃貸住宅にはエアコンがない

別に賃貸住宅に限ったことではありませんが、札幌の住宅ではいまだエアコンを設置していない家の方が多いです。

今年こそ猛暑で日中の最高気温が35℃となりましたが、基本的には30℃を越えることはあまりありません。

ですから扇風機さえ持っていれば十分です。なかには扇風機さえ持っていないという家庭もちらほら。

札幌の家庭なんてそんなもんです。

ただ確実に言えるのは、最近は明らかに年々最高気温が高くなってきているということ。これも地球温暖化なんだなぁと感じます。

セミリタイアブログに感化されて真似してみました

お気に入りに登録しているセミリタイアブログがあります。自分もいつかはセミリタイアして時間的自由を満喫したいなぁと考えていて、そういった観点でそのブログはとても役に立ちます。

知識面でも気持ちを前向きにする点でも、二重で役に立ちます。

そのブログに「首都圏が暑すぎるので北海道に別荘を買うという計画」なるものが書いてあって、「北海道も暑いぞ~」と思いながら自分の中にも新たな着想が生まれました。

札幌が暑いなら、暑くない快適な場所で過ごせばいいんです。

自分ではどうにもならない外的要因に不平不満を垂らして何もしないよりならば、自分が変わればいいだけです。

僕の基本的な人生スタンスです。仕事も遊びも。

早速有給休暇を二日ほどもらいました

僕は小さな中小企業に勤めています。有給休暇を全て消化できるような恵まれた企業風土ではありませんが、早速有給休暇を取得しました。

「雰囲気的に取得できるか」を考えるのではなく、「するかしないか」を考えるのがポイントです。

私の有給休暇取得の理由は(そう書いたわけではありませんが)、

エアコンのない部屋に妻と0歳の娘を残しておくのがあまりに不憫だからです。

仕事は自分のために働いている部分もありますが、愛する家族のために働いている部分もあります。

それならば今回は自分の地位と気まずさを犠牲にして、後者のために有給休暇という選択をとります。

そういう選択も人生にはありだと思います。

案の定、札幌は連日30度オーバーの熱帯夜でした

私がニセコ方面へ逃亡を決めたのは30日の午後。一日だけ熱帯夜を経験し、天気予報を確認し、涼しげな温泉施設を検索しました。

美瑛富良野地方とニセコ方面で迷いましたが、観光ではなく避暑に行くだけなので、標高はできるだけ高い場所の方が良いです。

標高高め、温泉充実のニセコ方面に行先を決定しました。

イオンカードのキャンペーンで決済額の30%が戻ってくるという点と、ブッキングドットコムのクレジットカードのジーニアス特典効果でさらに10%が減額されるということで、相場よりも3割引きで宿泊できたというのも大きな後押しとなりました。

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上のリンクがイオンカードのキャンペーン(9月30日まで)、下記は私がブッキングドットコムのカードについてまとめた記事です。よかったらご参照ください。

 

結局この期間の札幌の最高気温は33℃、33℃、35℃。

二泊三日で逃亡して大正解でした。

何を選んでどう生きていくかは全て自分で決めたい

僕は「同調圧力」という言葉が苦手で、サラリーマンにはあまり向いていない方です。ですがサラリーマンという比較的安定した立場を辞める度量もお金もありません。

ということで当面はサラリーマンという地位にしがみつきながらも人生を充実させる戦略に出ています。

仕事も残業さえしなければそれなりに面白いし、有給だって地位にこだわらなければとれる時はとれます。

人生の主導権は生きている自分自身にあると常に思いたいです。

というわけで思い切って猛暑の札幌を脱出するために思い切って有給休暇を取得して、家族でニセコに逃亡するという作戦は大成功に終わりました。

そんな感じです。

何事も少しの勇気と決断で人生は変わってきますね。