帰宅すると届いていました、「ミライノ カード」ゴールドの案内です。
ゴールドカードの案内は久しぶりです。
まぁ、たまにちらほらと聞く名前を聞く程度の「ミライノカード」。これってどうなんでしょうね。
調べてみたら、あら。そもそも主力ネット銀行として愛用している住信SBIネット銀行に付随するカードでした。SBIカードの後続カードだったんですね、気になったので調べてみました。
より便利で、快適な暮らしを、この1枚で?手にするだけで得をする、ゴールドな特典カードの案内が届きました
目が釘付けにされるようなうたい文句。上手ですね。
ミライノ カードGOLDの案内が届きました。年会費は実質無料だそうです。
「実質無料」と聞くとスマホ三大キャリアの販売方法を連想してしまうので身構えてしまいます。本当に無料になるんでしょうか。
(発行すると、年会費分が住信SBI銀行に振り込まれるので、正真正銘の無料案件でした)。
「ミライノ カードGOLD」をお得に利用するには住信SBIネット銀行に口座を開いていることが前提
そもそもの私への郵送案内もそうでしたが、特典を上手に利用するには、発行元の住信SBIネット銀行での口座開設を済ませていることが前提となります。
というのも、住信SBIネット銀行には『スマートプログラム」というもの(略してスマプロランク)というものがあり、サービスの利用に応じてATM出金手数料が無料になったり、振込み手数料が無料になったりという、いわば囲い込みのシステムです。
私も別にヘビーユーザーというわけではありませんが、家賃の振り込みと親への振込みはこちらのプログラムを利用しています。特に毎回同じ口座に振り込みを行う場合は、一度登録を済ませるだけで自動で振り込みが可能となりますので便利です。時代はネット経由で家賃の振り込みからネット送金まで無料でできる時代に突入しています。乗り遅れないようにしないといけませんね。
「ミライノ カード GOLD」を発行すると「スマプロランク」が2アップする
ミライノ カード GOLDが売りにしているのが、カードを所有するだけでSBIのスマプロランクが2アップするという点です。
そもそもスマプロランクなるものにきちんとアンテナを張った経験がなかったものですから、これを機に調べてみました。
私の場合はスマプロランク2でした。私はそんな住信SBI銀行のヘビーユーザーではありませんが、2はキープできていたようです。
ちなみにランクが2になるとどのようなメリットがあるかといえば、「ATM出金手数料無料×5回」、「他行振込み手数料無料×3回」です。この二つのメリットは結構大きくて、コンビニや郵貯からお金を下ろす際にも使えるし、前述したように、「家賃」「仕送り」が2回で、残り一回分毎月枠が1回分無料で残されているというのは案外大きいです。
スマプロランクで2をキープするには、口座残高が30万円以上あれば良いだけなので、何も難しいことはありません。ですから、初期状態でランク2と仮定しておきます。
さて、この状態でランクが+2増えるとどうなるのでしょうか。
初期値+2ランクでランクが4になります。ランクが4になるとどうなるかというと、
ATMからの引き出しが月に15回無料、他行振込みも同じく月15回無料となります。つまり、実質的な振込み手数料とATM出金手数料の無料化ですね。
一応ランクごとに手数料は下記リンクを参照ください。
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ランク
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ランク4
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ランク3
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ランク2
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ランク1
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ATMご利用手数料
無料回数 |
お預入れ
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無制限
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お引出し
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月15回
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月7回
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月5回
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月2回
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住信SBIネット銀行の口座あて
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無制限
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他の金融機関あて
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三井住友信託銀行
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無制限
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上記以外
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月15回
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月7回
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月3回
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月1回
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クレジットカードの旅行自動付帯保険は通常GOLDカードを凌ぐレベルだった
案内の中でもう一つ気になったのが旅行自動付帯です。クレジットカードの旅行保険は使用付帯が多い中で、ミライノカードゴールドの場合は自動付帯部分が充実していました。
ざっと眺めたところ、これって普通のゴールドカードを凌ぐレベルなんじゃ・・・と感じたので、もう少し詳しく調べてみてまとめてみました。
比較対象としてはエポスカードを使ってみました。エポスカードは年会費無料で旅行保険が自動で付帯されるカードなので、持っていて全く損はない一枚です。
*海外旅行自動付帯 | エポスカード | エポスゴールド | ミライノカードゴールド | |
年会費 | 無料 | 5000円 | 3000円 | |
本会員 | 家族 | |||
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高1,000万円 | 5000万円 | 1000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 | 500万 | 250万 |
疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 | 500万 | 250万 |
賠償責任(免責なし) | 2000万円 | 2,000万円 | 5000万円 | 2500万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | 300万円 | 150万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 | 20万円 | 50万円 | 25万円 |
まとめの表を作っているうちに自分でもびっくりしました。
「ミライノ ゴールド カード」の旅行保険の自動付帯部分は通常のエポスカードはおろか、ゴールドカードにも優っていました。
年会費が3000円ということを考えると、これはかなりお得なカードなんじゃないかなぁと感じています。
ちなみに「ミライノ ゴールド カード」の場合はこれに加えて国内旅行保険も付帯されます。海外版の条件とだいたい同じで、それに加えて入院、通院一日につき4000円が保障されるというものです。
クレジットカード付帯保険っていうのも結構馬鹿にできないものですね。
ETCカードの発行も無料
私は今メインカードとしてAMEXのグリーンカードを使っていますが、なぜかETCカードを発行していなかったんですよね。それで無料でETCカードを後から発行できるクレジットカードを探したところ、たまたまプラチナランクになっていた楽天に白羽の矢が向き、現在は楽天経済圏にじわじわと絡めとられているという状態です(プラチナランクになると楽天のETCカード発行は無料です)。
もし楽天経済圏に入っていなかったら、ミライノでETC無料発行もありかなぁと考えました。いつまで楽天プラチナランクをキープできるかも分かりませんので、プラチナ落ちの際は「楽天ゴールドカードVSミライノゴールドカード」案が浮上してくるような気がします。
国内空港ラウンジ無料付帯はない
ゴールドカードの基本である空港ラウンジの付帯はありません。その分コストを下げていると好意的に受け止めたいと思います。
ポイント還元率は1%
ポイント還元率は1%と悪くない条件です。ただし、住信SBI銀行に口座を開設していることが前提になります。というのも、通常還元率が0.5%なわけですが、これを前述したスマプロポイントにすると2倍になるからです。これで還元率1%達成です。裏ワザと言うよりはミライノカード自体がそもそも住信SBI銀行への誘導を促しているような感じです。
まとめ:「ミライノ カード GOLD」は旅行保険を充実させたい人におすすめの一枚です
というわけで今回たまたま案内があったミライノカードGOLDですが、結構ありな一枚だということが分かりました。人によってはATMや振り込み手数料優遇がかなり嬉しいですし、何と言っても海外旅行保険付帯が充実しています。海外旅行保険は普通、1週間くらいで3000円~7000円くらいしますから、それに申し込むんだったらそもそも「ミライノ ゴールド カード」を持つというのもありかもしれません。保険の中身を細かく精査したわけではないですので、一概にはなんとも言えませんが。
一応リンクも載せておきます。
なお、何が何でも無料で保険を付帯させたいのならば、エポスカードやブッキングドットコムのクレジットカードがおすすめです。
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あとがき
クレジットカードの世界は奥が深く、調べれば調べるほど日常生活に応用できそうなおいしいカードが出てくるので目移りしてしまいます。ですが、クレジットカードの大量発行はあまり信用に良いとも思えませんし、また、キャッシュレスに頼り切るのも有事の際には危険だということも身に染みていますので、ほどほどにしたいものです。
クレジットカード情報しかり、工夫次第で日常ライフが充実する情報がたくさん転がっているのでやhりインターネットの世界はやめられません。それで君のリアルは充実しているのかと尋ねられると一瞬答えに窮するわけですが。
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お得に旅行をするならマイルの利用は避けて通れません。また、今回記事で頻出したSBI銀行やらミライノカードですが、ただ申し込むよりも、上記リンク先で紹介したサイトを利用した方がお得度が高いと思います。めんどくさがり屋さんには向かないかもしれませんが。もやしを求めてスーパーを比較して歩くよりはかなり効率が良いと思います。