ラインスマート投資に取り組んでから1カ月が経ちましたので、売却(部分解約)に取り組んでみました。
結論をお伝えしますと、拠出金50万円のうち、36万円弱が上限とされ、それ以上の部分売却は承認されませんでした。
ラインスマート投資の部分解約に失敗。75%程度しか売却承認されなかったケース
ラインスマート投資の旨みは何と言っても、毎週2000ポイントが振り込まれる点ですよね。ただ、この2000ポイントのみを目当てに投資を行った場合、投資額がどんどん膨れ上がってしまい、運用リスクが高まってしまいます。
私独自の目安として、50万円運用をしたら一旦利益確定をするという独自ルールを設けています。投資で何よりも大事なのは感情に惑わされず、自分のルールを粛々と実行することだとか。
まぁ、強欲という感情に支配されてラインスマート投資を実行している私はこの時点でアウトなのかもしれませんが。とにかくせっかくなので実験を報告し続けます。
繰り返します。強欲者の私のリスクヘッジ、「50万円拠出したら40万円売却する作戦」は見事に失敗しました。
利益が8,000円を超えたから利益確定をしようと思った時
さて、先々週末時点でめでたく50万円の投資が完了しましたので、ほくほく気分で利益確定することとしました。
50万円投資していると、日々の変動で約100円~円1000円の幅で資産が動くという印象でした。0,1%~1%の変動なので標準的な値動きかと思います。
下記が50万円投資をした時点での画像です。
8298円分の利益ということで、この一カ月はかなりの上昇相場だったようです。嬉しい限りです。
早速売却の手続きをしようとしましたが、その日は積み立てが実行されたばかりの日でした。ということで一日様子を見ることにしました。
・・・
1日経ったら資産は若干目減りし、507,466円になってしまいました。
まぁ、仕方ない。嘆いても仕方ない。
心を機械にして部分売却へと歩みを進めます。
と、資産のうち、400,000円分を利益確定しようとしたところ、謎のエラーが発生してしまいました。
ラインスマート投資の売却ルールは「95%以上で全部売却」ではない?!
あれ?ラインスマート投資の売却基準って95%以上で解約扱いのはずですよね?
ホームページをググります。意外と出てきませんが、ありました、ありました。
ただし、以下の場合は全売却(解約)のお取り扱いとなります。
- 保有ETFの時価評価額の95%以上の金額を指定する売却の場合
- 保有ETFの時価評価額が1000円未満である場合
- 保有ETFの処分時までに、その時価評価額が換金希望額を下回った場合
- 売却するとお客様の運用額が1000円未満となるような金額を指定する売却の場合
(例:運用額が3000円のお客様が、2300円を売却指定する場合)
公式サイトにもきちんと出ていますが。。これでは95%はおろか、75%さえ切ってしまっています。
。。
謎です。
やや悩みましたが、まぁ自分で決めたルールはルールなので、できる額だけでも売却をすることにしました。
375,603円分の売却です。(この中途半端な数字によって、今後の利益計算がますます複雑になってしまいます)。
苦難は続く。売却承認はさらに1800円分も少なく承認されました
へ?って感じだったのですが、売却申請をしたのが1月19日。そこから明細に載るまでに土日を挟んだのを考慮しても、3日経過。結局売却申請してから5日後に売却額の通知がきました。3営業日以内って書いていたやんけ。月曜日がアメリカ市場の祝日だったことを差し引いても4営業日もかかってとるぞ。
ちょっと信用を失いつつあります。
さらに明細を見て驚きました。
売却額が373,248円となっていました。
あれ?申請したのは375,603円のはずですが?
約2500円も売却額が少なくなってしまいました。
いったいどういうことなんですかね??
どうやら、残高が残っていても、変動で損失した分は売却分から差し引かれるようです。なんでやねん。
これと同じ感覚はウェルスナビを利用して時にも感じました。
ただし、ウェルスナビの場合は全部売却をした時でしたけど。
まぁ、何はともあれ、ある程度の資産の利益確定ができたので良しとします。
だいたい5000円の利益確定でした。
あと、ラインポイントが1カ月分8000ポイントが入ったのはやはり大きいです。
ラインスマート投資の売却ルールの考察
ここからは実験結果から導かれるルールの考察なのですが、今回の私の実験では公式には記載されていない2つの事案が発生しました。
1つ。売却可能額が75%にも至らなかった。
これについては後から色々と計算してみましたが、どうも私の資産が40万円+αで計算されていたようなのですね。
どういうことかと言うと、ラインスマート投資の流れは通常、
- ①運用中→②入金→③翌営業終了時間に運用額として繁栄
となるようなのです。これを私の例に当てはめると、
- ①40万円運用中→②10万円入金→③翌営業終了時間に運用額50万円と認定
ということになります。
私の場合は、③に至る前に売却予約をしたから、売却可能額が40万円の95%と見なされたというわけですね。
数字の計算もざっくりですがこれでつじつまが合いました。
2つ目。売却申請中の資産の変動は、反映されて成立する。
これは大事な点ですから、たぶんどっかに書いているとは思います。私は探したけど見つかりませんでした。
規約を読み込むのも大事ですが、自分で試して記録しておくのも大事だと思うので、この辺は自分の肌感覚を鍛えられたということで良しとしたいと思います。
まとめ:ラインスマート投資には多少裏ルールがある
というわけで今回の自分の実験を経て、ラインスマート投資の微妙な裏ルール?とでも呼んでよいものを見つけてしまいました。
- 市場に資産がさらされるまでは、拠出金は資産として認識されない
- 部分解約申請中の部分も市場の上げ下げの影響を受ける
結構大事なルールだと思いますので、記載しておきます。
このルールが本当かどうかはまた一カ月後、利益確定できるくらいの資産が貯まったらチャレンジしてみたいと思います。
その時までラインスマート投資が続けられていますように。
ラインポイント投資は、資産運用とは別にポイントが毎週2000ポイント入ってくる方法があるので大変勝ちやすい投資になっています。
それでは。
こんな記事も書いています。ラインスマート投資(ワンコイン投資)の詳細です