Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

【札幌家探し】住みたい地域が見えてきたので歩いて現地を見て回る

札幌に移住してから15年になります。

いまだに賃貸マンションに住んでいますが、少しずつ一戸建て、又はマンション購入の方向へ話が進んでいっています。

家を購入する場合、実はお金以上に大切なことがあります。

それは環境です。

駅から何分歩くか、車通りはどうか、保育園までの距離はどうか、などなど。

慎重になりすぎてちょうどよいくらいです。

実際に自分の住みたい地域に行って駅から歩いてみました。

 

何はともあれ住み続けることが住宅購入の大前提だから

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住宅を売却することは簡単ではありません。

不動産サイトへの登録、買主との根切交渉、売却に合わせての引っ越し。思いつくままを軽く上げるだけでも、日常生活が一旦停止してしまうレベルの取り組みだということが分かります。

とすると、一度家を購入する場合、その家には基本的に死ぬまで住み続けることが前提となります。

そうすると正直、土地価格が下がる下がらないというのはあまり重要になりません。

どれだけ購入時点から老後の先まで、どれだけ快適に過ごすことができるかが最重要項目となるでしょう。

住宅購入の場合実は最も大事なのは、ハウスメーカーよりも土地選びです。一生住み続ける前提の土地に出会うことが何よりも大切です。

スーパー徒歩5分圏内は実は最重要案件

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よく話題に挙げられるのが駅徒歩時間ですが、それと同様に大事なのはスーパーから徒歩圏内の立地にあることです。

家を拠点に仕事へと向かいますが、仕事へ向かう場合は車か公共交通機関が一般的です。車で出社する場合は駅までの距離はたいして重要ではありません。

ですが、スーパーは日常生活に密接している施設です。

そうなると、思い立ったらサクッと行ける距離にスーパーがあるということが実は重要です。いつの間にか相対的に軽視されがちな項目かもしれません。

まして北海道に関して言えば、冬の車移動は極力避けたい事例。スリップしたり、交通渋滞に巻き込まれたり。冬の北海道で車に乗って良いことはあまり見当たりません。

また、スーパーが遠くの場合、ついつい買いだめをしてしまうので不要なものも多く購入してしまい、結果的に家計にも高くつきます。

スーパーが徒歩5分圏内にあることは実は最重要項目です

駅徒歩10分、スーパー徒歩10分の土地を視察していました

我が家では今、住みたい土地が決まり始めています。駅からもスーパーからも徒歩5分の土地というとかなり絞られてきますから、気づく人は簡単に気づくかもしれません。

とはいえ、スーパー5分というのはかなりのハイレベル物件です。今回は仕方がないので、スーパーまで10分圏内の土地を散策してみました。

結論から言えば、今回の土地散策の結果は「好みに合わない」が結論でした。

以下、NGだった点をまとめてみました

スーパー周辺の交通量が多い

希望物件周辺を歩く場合、平日、休日、平日朝夕方を実際に視察することをおすすめしますが、今回は平日昼間の散策をしてみました。

まず厳しいと思ったのが、予想外に交通量が多いこと。ベビーカーを押して散策してみましたが、これには奥さんもたじたじ。安心してお散歩もできませんでした。慣れればなれそうなのですが、今いち好みに合わない交通量でした。

歩道が狭い

交通量に絡んでNGとなったのが歩道の狭さです。ベビーカーを押して夫婦で歩くとその横を乗用車がびゅんびゅんと通ります。やはりこれでは安心してお散歩もできません。

もしかしたら夏場はそれでも良いかもしれません。でも、冬場になったら細い歩道は十中八九埋まって消えてしまいます。2車線道が一車線になってしまうのが冬の札幌ですから。

駅徒歩1分圏内でも閑静な住宅街は可能

実際に駅から歩いてみて分かるのですが、地域によっては駅から5分も歩けば一気に閑静な住宅街が出現します。

札幌で言えば札幌駅の北側なんてまさにそれです。

ですから、不動産屋さんがすすめる「閑静な住宅街にあります」という文言はあまり気にしなくても良いかもしれません。わざわざ郊外に行かなくても閑静な住宅街はひょっこりと出現しますから。

ただこのあたりもやはり、歩いてみなければ分からないことでした。

実際に現地を歩いて視察するのやはり重要なポイントです。

お得な物件は滅多に公開されないし一瞬で売却済みとなる

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今回視察したエリアは、実は私が昨年の夏に購入を逃してしまった地域です。

あれは住宅購入を検討してはじめて間もない頃でした。

真夏の暑さにうだりながらSUUMOやホームズで検索サーフィンを楽しんでいたところ、偶然にも「駅徒歩3分」の新築一戸建てに巡りあえたんですよね。

駅徒歩5分以内でインターネットに残る物件は何か訳ありなことが多いのが実情です。

そのあたりを調べようと週末を待っていたところ、週末には見事に消えてしまっていました。どうやら本当に優良物件だったようです。

その時の行動力の無さは悔やんでも悔やみきれないものがありますが、それ以上に実感したこと。

それは、その地域への土地感の無さです。

いくら物件が優良でも、その地域が100%自分に合っているかどうかはやはり、現地を何度も訪れていないと分かりません。

実際に歩いて現地を見て回るのはやはり非常に重要です。

 未公開物件の情報を手にする二つの方法

皆さんは家探しの際、SUUMOやホームズなどのネット情報を中心にしていませんか。

これらのサイトは物件情報こそ多数あれ、超優良物件に出会うことは稀です。

条件の良い物件は、その条件が良ければ良いほど市場に出回る前に不動産屋さんを介して売れてしまうためです。

家探しと土地探しは情報戦です。本当に優良物件に出会いたければ多方面にアンテナを張っておくことが大切です。

 

そこで私が推したい方法を二点紹介することです。

 

一つは地域の不動産屋さんのメール会員に登録しておくことです。

そうすることで不動産屋さんに入ってくる情報を、一般市民の自分へも流してもらうことができます。

もう一つが「タウンライフ不動産売買」というサイトを使っての資料請求です。

 

「タウンライフ不動産売買」

 

まず、当たり前ですが会員登録は無料です。

ここに会員登録しておくと、全国300社の不動産屋さんから情報が上がってきます。

その大半がSUUMO等のサイトより先の未公開情報なので、この時点で特に競合するエリアについては他の人よりも一歩リードできます。

会員登録の所要時間は約1分です。これで土地情報から中古住宅情報まで入ってきます。ぜひ上手に活用したいものです。

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新築一戸建てで検討していましたが、中古住宅についても勉強したのでメリットをまとめてみました。

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住宅購入に関してはあまりにも営業マンさんの立場が強すぎます。本来仲介業者は中立であるべきですが、それがうまくいかないのが日本の住宅ビジネスの現状。

それであれば自分でしっかり調べて足を使って動くしかありません。住宅購入に関してはやはりまず行動することが大切ですね。