Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

ANAカードの継続マイルと更新ボーナス。1000マイルはいつ付与される?JALの初回搭乗ボーナスマイルとの違い

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ANAカードの継続マイル1000マイルについて考えます。

代表として『ANA Tokyo Metro To Me CARD』、通称ソラチカカード=東京メトロカードを挙げていますが、ANAカードなら基本的な考え方は一緒です。

 

私は断然JAL派なのですが、ANAカードを所有しているだけで、ANAのマイルが魔法のようにじゃんじゃん貯まるという夢のような時期がありました。記憶に残る限りは3年間以上は続いていました。

簡単に言えば、インターネット上で貯めたポイント(楽天ポイントを含む様々なポイント)が、ソラチカカードを経由させるだけでANAのマイルに変えることができたというものです。冷静になって考えれば、こんなうまい話が3年間続いただけでも驚きの事態です。発行会社のJCBも、ポイント利用中心のユーザーに痺れを切らしてしまったのでしょう。このルートは2018年3月31日を持って封鎖されてしまいました。

そこで問題になってくるのが、『ANA Tokyo Metro To Me CARD』をこの先所有し続ける価値はあるのかということ。本エントリーでは、年会費2160円という経費に対してのコスパを考えていきます。結論を言えば、所有し続けるメリットはあるかなぁと。

と、考えているうちに、むしろ更新ボーナスマイルがいつ付与されるか。そちらの方が気になりましたので、メイン内容は「継続マイルの付与時期」となります。

結論としては、私の場合は翌々月に付与されました。ただし、公式では年会費支払い後の「翌月」と表記されています。

【マイレージ】ANAカード(クレジット機能付き)の継続ボーナスマイルはいつ付与されますか。
ANAカード継続時のボーナスマイルは、原則として年会費お支払い月(引き落とし月)の翌月末頃に積算予定になっています。
ボーナスマイル数など詳細は「ご入会・ご継続で貯める」をご覧ください。

※ANA JCBカード ZERO、CTBC ANA プラチナカードは入会、継続ボーナスマイルの対象外です。
※ANAカードを切り替えされた年は、継続ボーナスマイルは対象外になります。

積算されたかどうかの確認は、ANAウェブサイトにログインしてご確認ください。

 

 

『ANA Tokyo Metro To Me CARD』の更新ボーナスマイルと付与時期についてまとめました

『ANA Tokyo Metro To Me CARD』は所有しているだけで1000マイルが付与される

ソラチカカードというものがあります。陸マイラー御用達のカードです。陸でマイルを貯める人々(陸マイラー)の多くがこの『ANA Tokyo Metro To Me CARD』、通称ソラチカカードに関しては「ポイント交換のため」だけに所有していたはずです。ですから、ポイント交換意外には使い道がないと考えている人が多いはずです。

ですがきちんと調べてみると、このカードは、所有しているだけで、更新月の翌月に1000マイルが付与されていることが分かります。所有している方は更新月、又は翌月を調べてみてください。

1000マイルと言えば、クレジットカードの決済額で言えば、還元率1%のカードを使用していると仮定すると、10万円分の決済額です。

積極的にANAのマイルを貯めている方でしたら、率は50%になってしまうとはいえ、楽天ポイントも積極的にマイルへと交換しているはずです。とすると、楽天ポイント2000ポイント分のマイルです。

それを考えると、年会費2160円で1000マイルをもらえるというのはなかなかです。インターネット上の計算で言えば、2000楽天ポイントを1000ANAマイルに交換しているようなものですね。この点を考えると、ANAカードを所有し続けるのは悪くないです。

JALは搭乗しないとボーナスマイルをもらえないが、ANAはカード所有だけでも継続ボーナスマイルがもらえる

JALカードとANAのカードの違いについて、真剣に考えた方はあまり多くないのではないでしょうか。基本的に、貯まるマイル以外に違いはないと考えている方も多いはずです。

しかしながら、調べてみると、ちょっとした違いが実はたくさんあることが分かって地味に面白いです。その一つに継続ボーナスマイルの付与の仕方の違いがあります。

JALカードの場合は、お金を払って搭乗しない限りはボーナスマイルがもらえない

私はJAL派なのですが、唯一気に入っていなかったのが、このボーナスマイルの付与の制度です。

JALカードの場合、ボーナスマイルの付与は搭乗した人限定なんですよね。しかも、特典航空券での搭乗は除外されてしまいます。ということで、特典航空券中心に搭乗している私にとっては、年度更新のボーナスマイルというのは特に意味をなさないものでした。まぁ、陸でマイルを貯めて特典航空券にのみ乗るという行為自体がおそらく航空会社的には歓迎していないものでしょうから、贅沢は言えません。

ANAの場合は更新月に自動的に更新ボーナスマイルが付与される

ANAの場合はJALと違って、提携クレジットカードを所有しているだけでボーナスマイルが付与されます。公式発表では更新月翌月に付与とありますが、実際は更新月に付与されます。提携カードによっ多少異なるようですが、ソラチカカードの場合は更新月に付与されます。これ、その月に解約した場合はどうなるのだろう・・・、おそらく、年会費引き落としの後のタイミングで付与されるものだとは思いますが。

更新ポイントは東京メトロのポイントではなくANAマイルに直接

注意したいのは、付与されるのはあくまで東京メトロポイントだということ。ANAマイルがいきなり付与されるわけではないので、「マイルがついていない!」などと言ってデスクにお問い合わせをすることのないようにしてくださいね。

コメントにて指摘いただきました。ANAのマイレージクラブのマイルに直接付与されます。

 こんな感じで付与されます。

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ANAの「初回搭乗ボーナスマイル」はJALの「継続ボーナスマイル」に同じ

JALの場合はこの更新ボーナスマイルを「初回搭乗マイル」と表現していますが、ANAの場合は単純に「継続ボーナスマイル」と表現しています。従ってANAの場合は、「初回搭乗マイル」というものはありません。二重にマイルがもらえるわけではないので注意してください。

その他、ソラチカカードを継続していることのメリット

海外旅行傷害保険1000万円

海外旅行に傷害保険が1000万円ほど付帯されます。ただしこれは傷害による死亡・後遺障害、救援費用のみになっていますので、はっきり言えば全然安心はできません。任意の海外旅行保険に加入するか、年会費無料のエポスカード等でその他の海外疾病治療費用等を補う必要があります。

シダックスルーム料金30%割引

あまり知られていませんが、ANAカード所有者はカラオケのシダックスのルーム料金が30%オフになります。更新時に送られてくる冊子に実はついています。

まとめ:ANAカードは持っているだけで毎年1000マイル付与される。積極的にマイルを貯める人には悪くないカード

私の場合、所有しているANAカードは東京メトロTO MEカードだけですが、ずばり所有しておく価値はそこそこあると思います。所有しているだけで1000マイルプレゼント。年会費は2160円。まぁ、悪くない話なのではないでしょうか。個人的なおすすめとしてはアメックスやマイレージプラスのカードの方が、間接的ではありますが、期限なしでマイルを貯められる(ANAやJALは36カ月)という利点があるので、外資系クレジットカードをお勧めしたいですが。結構複雑で面倒なので、まずはANAやJALのマイルでも十分かとは思います。

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