Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

学生時代に培ったANAマイルを貯めるスキルが節約生活に役立っています

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航空会社のマイルは貯めるのが少し面倒ですが、貯め方をマスターすれば旅行費をかなり削ることができます。

 

私は学生の頃からポイントを貯める生活にハマってかれこれもう15年以上が経過しますが、その間ポイント業界も様々な激変が繰り返されてきました。

私自身も妻をもらい子供が生まれ・・・と人生が大きく動く経験を繰り返してきました。

学生の頃、アルバイトに行くのがめんどくさい。ただそれだけの理由でインターネット経由でポイントを貯めたり、マイルを貯めたり、そのようなことばかりをしてきました。

ですが、一家の大黒柱となった今となって、まさかその頃の習慣が家計を助ける術になるとは思いもしませんでした。

ANAマイルを貯めるようになったおかげで、毎年北海道から沖縄までわずか23000マイル程度で旅行ができちゃっています。相場の半額以下です。

旅行好きかつ学生or家族連れであれば、ANAマイルの保有は絶対にお得な案件だと思います。一時期ANAマイルは貯めづらくなりましたが、2019年現在、再びANAマイルを貯めるのに追い風な状況が続いています。2019年は久々にANAマイルが熱いです。今日の記事ではその方法をご紹介します。

 

 

マイルの貯め方をざっくりと解説します

細かい内容に入る前に、マイルの貯め方をざっくりと説明します。違法性などは一切ありませんが、それなりに面倒なので、お時間のある時に取り組んだ方がよさそうです。その見返りとして、相場の半額以下で飛行機に乗って旅行を楽しむことができます。

ざっくり説明しますと、マイルを貯めるには、

  1. ANA TO ME CARDを作成する
  2. ポイントサイトに登録し、全てのポイントをLINEポイントに集結させる
  3. LINEポイントをANA TO ME CARDのポイントに集結させる
  4. ANA TO ME CARD のポイントをANAマイルへ移行する

上記4点になります。

どうです?めんどくさいでしょう。書いている自分でもめんどくさいです。。

でも、慣れれば当たり前の状況になるのが不思議です。私自身は家族旅行家族旅行!!と思いながらまるで受験勉強をするかのように頭に叩き込みました。慣れてしまえば結構簡単ですよ。

1.ANA TO ME CARDを作成しよう

ANA TO ME CARD、通称ソラチカカードというカードがあります。ANAの正規プロパーカードです。ANAマイルを貯める気であれば、まずはこのカードを作っておく必要があります。入会の時期にもよりますが、だいたい作成だけで2000マイル、様々な条件を突破すると10000超えのキャンペーンもありますから、ANA側のキャンペーンを見逃さないようにすると良いでしょう。ですが自分の感覚ですが、なんだかんだいつでもキャンペーンをやっているような気がしますので、思い立ったが吉日。やる気があるときに一気にやってしまうと良いでしょう。私の場合は晩酌でアルコールが回り、一気にテンションが上がった際に登録まで済ませてしまいました笑

 

2.ポイントサイトに登録をする

ポイントサイトというものがあります。簡単に言ってしまえば、ホットペッパーのネット版みたいなサイトです。様々な広告が集まっていて、ここを経由すると1%~50%くらいのポイントがもらえるというビジネスモデルですね。クレジットカード発行などでだいたい5000~15000くらいのポイントを手にすることができ、たいていのANAやらJALマイラーはこれを利用してポイントを貯め、ANAやらJALやらのマイルに変えているというわけです。

面倒な紹介は全て割愛しますが、ポイントタウンというサイトで貯めたポイントは等価でLINEポイントに交換できます。moppyというサイトでは90%になってしまいますが、このサイト自体も結局はGポイントというサイトを経由すると等価でラインポイントに交換できますので、面倒なので私はほとんどのポイントをモッピーに集結させています。JALにも変えれるってのがミソなんですよね。JALについては下記記事をご参照ください。

要するにポイントタウンかモッピーでポイントを貯めておけばマイルに変換できるというわけです。

JALマイル陸マイラーの今後もだめかもしれない。特典航空券座席確保に関するデメリットが増えた - KitaLand

ちなみに現金に変えたい、というのであればげん玉がおすすめです。(サイトの使い勝手と還元率が良い)。2019年6月現在ではドットマネーへの交換で5%アップなんてのもやっていますしね。(ドットマネーのポイントは現金振り込みができます)。

3.4貯まったポイントをLINEポイント→東京メトロ→ANAマイルの流れへ

ここまで来たらもうお手のものです。

ポイントサイトで貯めたポイントは丁寧にラインポイント、東京メトロ(TO ME CARD)→ANAマイル へと変換させれば完了です。これで嘘みたくザクザクマイルが貯まるという寸法です。

注意しなければいけないのは、

Lineポイント→TO ME CARDの段階で、ポイントの割合が90%に下がってしまう点です。

それでもANAマイルの価値の方が高すぎるため、陸マイラーの方々はこのルートを選んでいるというわけです。例にもれず、私もそのうちの一人です。

下記では、もう少し詳しく解説をします。

LINEポイントはANAマイルに交換できるが・・・

繰り返しになりますが、LINEポイントはANAマイルに約8割り換算で変えられます。これの意味するところは大きいです。

 

実際のところ、航空会社のマイルって、何だかお高そうに見えて自分には縁がないものだと思ってしまいます。札幌ー羽田を乗ったってせいぜい510マイルとかだし、特典航空券として発券できるのは6000マイルからとか7500マイルとかだし・・・全然無縁だわ。

こんな感じに思っている人は多いはずです。そしてそれはその通りだと思います。

そしてさらに、実際に調べてみて、その割に、随分特典航空券の枠が埋まっていると思いませんか。国際線に至っては主要路線は向こう1年間すぐ埋まってしまいますし、最近は札幌ー羽田の特典航空券を発券するのも前よりも苦労するようになりました。

特典航空券の枠は確実に埋まりやすくなっています。

逆を言えばこれ、

特典航空券に必要なマイルは取りやすくなっている。

こういうことになってきます。

若干発券しづらいにしろ、お得にとれるんであればまずはその方法は知っておいて損はないと思います。ちなみに学生ならばさらにマイルが貯めやすくなります。

LINEショッピングがyahooや楽天のシェアを奪いにきてる件を利用する

ラインショッピングを利用すると、ラインのポイントが貯まります。楽天やらヤフーショッピングも同様にポイントを貯めることができますが、今、ラインショッピングが猛追をかけています。この現象は後発のヤフーショッピングが楽天経済圏に喧嘩を売った頃に非常に状況が似ています。

2018年の秋口から大盤振る舞いのキャンペーンが続いていますが、これまでのヤフーやdショッピングの猛追を考えると、ある程度シェアを奪うか、あるいは負けを認めるかの状態になるまで、おそらく1~3年くらいはかかるかと私は思っています。逆を言えばその期間はユーザーにとっては大盤振る舞いキャンペーン状態ですので、乗るしかありませんこのビッグウェーブに。行われているキャンペーンは例えばこんな感じです。

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LINEキャンペーン詳細

ポイント狩りキャンペーン | LINEショッピング

一万円くらいの購入に対して、1200ラインポイントも貯まるんですからユーザーの心中は穏やかじゃありません。しかもヤフーショッピングとかも入っていて、それはそれでポイントが貯まるので、もううはうは状態です。

そして嬉しいことに、ラインショッピングで貯まったポイントはANAのマイルに交換することができるんですね。Yahoo!や楽天と違ってかなり高い交換レートでANAのマイルに交換することができます。ここがミソです。繰り返します、

ラインポイントは0.81倍でANAのマイルに交換することができます。

正確には、

  • ラインポイント×0.9倍→ソラチカカードのポイント→×0.9倍→ANAマイル

という式になります。

ソラチカカードってなんやねんと思う方も多いかもしれませんが、これはANAマイルを貯めるためには必須のクレジットカードです。年会費初年度無料、翌年から2160円のANAカードです。ANAのマイルを本気で貯めようと思ったらまずつくるべきカードですが、その辺のポイントサイトで検索をかければ3000~6000ポイント付与×各種入会キャンペーンをしょっちゅうやっていますから、タイミングを見て作ってみると良いと思います。2018年12月現在は最大18700マイルキャンペーンとかやってます。まぁ付与ポイント数に違いはあるにせよ、年がら年中キャンペーンをやっているような気はします。

 

 

学生には「ANA学生カード」とのダブル所有もあり

学生さんであれば、ANA学生カードの併用がさらに良いと思われます。端的に特徴を挙げますが、

  • 在学期間中年会費無料
  • 入会・継続期間、毎年1000マイル付与
  • 搭乗時、区間マイル×10%付与
  • 旅行保険あり

こんな感じです。年会費無料の航空会社系列のカードはなかなかありません(初年度無料は多数あり)ですから、学生さんにとって都合の良いことこの上ありません。ソラチカカード、楽天カードあたりのとの併用が良いのではないでしょうか。公式リンクは下記からどうぞ。

ANAカード〈学生用〉 | ANAマイレージクラブ

 

まとめ

今回の記事内容をまとめます。

  1. ラインショッピング経由で買い物をする
  2. ラインポイントをソラチカカードのポイントに変える
  3. ソラチカカードのポイントをANAマイルに変える
  4. 学生さんはANA学生カードを持つとなお良い

の4点だけです。

そして、これまでの各種ネットサイトの大盤振る舞い状況や広告費を考えると、line側からはかなりの本気具合が伝わってきますので、ラインポイントのばらまきは2019年も続くと予想します。

こうしたバラまきキャンペーンには上手に乗って節約を試みると良いでしょう。

ちなみにばらまきと言えば、ポイントサイトでは2018年年末~2019年5月にかけて、某外資珈琲メーカーがわけの分からないばらまきをやっていましたね。学生時代にこれが行われていたら歓喜の嵐です。バラエティに富んだ珈琲やらお菓子やらがもらえる上に週3回のコンビニバイトくらいの報酬がなぜか知りませんがもらえるわけですから、広告費ってやつはよくわかりません。ただし私の場合は謎の否認をくらいましたので、絶賛お問い合わせ中です。

あとがき

 

こんなキャンペーンが今年は続くんでしょうね。サクッとマイルが貯められそうです。

ポイントサイトやマイルを巡る環境は日々変化を繰り返しますが、仕組みは変わっても自身の基本的な習慣さえ飼いならしておけば順応するのはそんなに難しいことではありません。大切なのは仕事と同様で、変化に対応する柔軟性と自分の中にぶれない軸をお持つことだと思います。私の場合は2018年はブレブレな一年でしたけどね・・・。

家計改善やお得な生活を実践するのに最も大切なポリシーは実は単純で、

  • コストに見合った成果が得られるかどうかを見極める
  • 最短経路を粛々と歩み続ける

ただそれだけだと思います。例えば、インターネット上のポイントで言えば、貯まったポイントをANAやJALのマイルに変える方法は時間をかけてでも一度しっかりと熟知しておくべき内容ですし、逆に、株価や円高ドル安の方向性はよほどの労力をかけない限りは読み切ることはできません。プロでも分からない世界なのですから。分かるのはせいぜい、「アメリカの株価に連動して日経平均も動く」とか、そんなレベルだと思います。

また、アンケートサイトで「ちまちまと3分くらいかけて2円を拾う」などと行った行為も、コストに見合った成果は得られないように思いますのでおすすめできません(学生の頃はコツコツと取り組んでいましたが)。

インターネットを利用してほどほどに生活しながらも賢く生きたいものですね。