Kitaland

10代で札幌に移住して気づいたら30代半ばになっていました

良質な記事を書くとアクセスが増えるというウソとホント

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昨年8月にブログを開始。もうすぐ一年になります。

半年間は様子見でブログを更新していました。一週間に2度、プラスアルファで書きたい時に書くというスタイルでした。

半年後、これは継続できそうだ!と思い、はてなブログのプロに踏み切りました。

3日に1度の更新を目安、貫き、現在に至ります。

これまでのブログ運営を振り返り、陥るマイナス点についてまとめました。

『結局は良質な記事を書き続けるしかない』というのは半分はウソで、半分は本当

ブログのPV上昇を追及していってみましょう。すると一つの結論にたどり着きます。『良質な記事を書き続けるしかない』という結論です。ビッグブロガーであればあるほど、この答えにたどり着いています。

これ、半分は本当で、半分はウソじゃないでしょうか。

ビッグブロガーはシャワー効果が期待できる

シャワー効果という考え方があります。ブログで言えば、キラーコンテンツにより、他の何気ない記事にもアクセスがつながるということです。ビッグブロガーや人気ブロガーは、サイト自体がもうキラーコンテンツになっているので、アクセスは増え続けるはずです。

【shower effect】

商業施設において、目玉店舗やイベント会場を最上階に位置させることで、行き帰りの「ついで買い」が期待できるという論理。上から下への誘導。

シャワー効果とは - はてなキーワード

 つまり、シャワー効果が期待できるサイトに限り、キラーコンテンツを充実させ続ければ、アクセスは増え続ける。ということが言えます。

この意味で、「良質な記事を書き続ける」は正しいですね。

弱小ブログが良記事を書き続けてもアクセスは増えない?

ずばり、弱小ブログが良記事を書き続けても、アクセスは一定ラインで頭打ちです。現に、僕のブログよりも百倍面白い記事を書いている、人間的に滋養のある記事を書いているブログが、アクセスはいまいち頭打ち状態です。3000アクセスくらいで頭打ち状態のブログも少なくないはずです。

なぜでしょうか。

良いものを創れば売れる』はブロガーの甘えでしかない

ブログも仕事と一緒です。いくら良いものを作っても、黙っていてもお客さんが来てくれるというケースはレアです。だからビジネスにはマーケティングや営業という仕事があります。

それをブログに限って、「良いものを創ればいい」と思っているのは、甘えです。

「趣味だから」「お小遣い稼ぎだから」こういう言い訳を用意して、自分をプロフェッショナルの道から逃がしているだけです。ただし、本当に趣味の領域の方はこれに当てはまりません。趣味を楽しむと良いです。

ただ、たいていの方は記事を書いたら「読まれたい」とぃう衝動に駆られますよね。それならばしっかり営業やマーケティングをかけなければいけない。プロとしてやる。目的意識を持ってやる。それならば「見られる」仕掛けを作らなければいけない。

ビッグブロガーがあまり語らないマーケティング手法を二つ紹介

ここまでで分かると思いますが、一般的に言われる『良質な記事を書けばアクセスが増える』というのは言葉足らずです。『適切なマーケティングをした場合に限る』を付け加えるべきだと思います。もしくは、「良質な記事」というのは、SEO対策も実施されている記事のことを指す。と付け加えるべきです。ビッグブロガーが指す「良質な記事」と、一般人が言う「良質な記事」にはズレがあるのです。

検索をガチガチに意識する

アクセスを増やすためには、自分が思っている以上に検索ワードをガチガチに意識すべきです。記事を書いているとついつい、いつも見てくれている方向けに書いてしまいます。ですが、その時点で、初めてブログを訪れてくれた人にとっては「??」です。

もう負けてます。だから、検索=初めて来た人、をガチガチに意識して記事を書くべきです。

煽る、突っ込みどころを残す

これは主にはてなブロガー向けですが、読者の琴線に触れて(ただし、負の感情で)、ブログを見てもらう、という方法です。炎上コメント狙いなんかもこの手法かと思います。僕もこの記事でさりげなくムッとする表現を入れてみました。

「良いものを創れば売れるというのは甘えでしかない」。この部分にムッときた方は多いのではないでしょうか。この部分に関しては、

  • お前一人の経験則で決めるな
  • それでも良記事を書く必要はあるだろ

という反論を予想して書いてみました。反論がある時点で、がしっと読み手の心を掴めていると思います。僕だって思ってます、最後の砦は記事の質だろ!って。

でも、反感を買うくらいの記事の方が逆に反響があるんですよね。不思議なものです。

半分くらいの人気ブロガーさんは、この手法でブログアクセスを増やしているはずです。検索についても「当たり前だろ」と思われたらシメタ!って感じです。いかがでしょうか。

僕の実情

せっかく記事を書いたら、読んでもらいたいと思うのが人の性です。ですが、待っているだけでなく、自分から仕掛けないとなかなか道は拓けません。仕事で言えば、営業部門とマーケ部門と、コンテンツ作成部門と、一人で全部やっているということです。この辺の意識が欠如すると、ブログ運営がうまく回りません。

僕はと言うと、本当は旅行記事を中心にブログを作りたいです。将来は立派な旅行体験ブログを作りたい!そんな思いがあります。

ですが現状は、「旅行にまつわる節約記事」「旅行にまつわるマイル記事」の方が需要があります。ですから記事割合は、「半分ずつ」くらいにしています。

読んでもらいたい記事に向けて、多くの入口を作る必要があります。つまり、「需要」も見極めなければいけません。

もっとも、自分の記事がどの分野に需要があるかはわかりません。これだから逆にブログって面白いですよね。

あと、自分に厳しくするためにこのブログの★(スター)も思い切って消しました。スターを頂くとすごく嬉しいのですが、いつも見てくださる方に依存してしまい、結果的に記事に偏りが出ると思ったからです。自分に厳しくいきます。

まとめ

ブログに関して忘れてはいけないこと

  • 良質な記事を書く
  • 良質な記事を売り込む
  • 検索を意識して書く

自分が思う「良質な記事」ではなく、「需要のある記事」が良質な記事を意味することがある

こんな感じです。ありがとうございました。