パロ国際空港からまずは首都ティンプー(首都)へ向かいます。
ブータンの道は写真にあるように、基本的には山道を進み、峠を越えて次の街にたどりつくというイメージです。ですから道は山に囲まれていることが多く、道路が舗装されていればよい方です。
急な傾斜を登り下りしながらガトゴトと道を進みます。晴れていたので景色はとても綺麗ですが、如何せん道が良くない・・・酔い止めを飲んだ後私は眠ってしまいました。
クエンセル・ボタン
クエンセル・ボタンに到着
煌めく大きな仏像がいきなりドンとそびえ立ちます。
なんでも、外資系の会社が作ったというお話でした。ブータンに詳しい人に言わせれば「ブータンらしからぬ」もののようですが、私は日本における東大寺の大仏を連想しました。
調べてわかりましたが、この大仏は51m、東大寺の大仏は約15mだそうです。
ここからの眺望もやはり素晴らしかったです。
タシチョ・ゾン
次に向かったのが「タシチョ・ゾン」です。
釘を一本も用いずに建てる伝統的建築法で建設された建物で、今はブータン国王の執務室、それからジェ・ケンポ(宗教会の最高権威者)の部屋を兼ねているようです。
本格的な伝統建築様式で、圧巻でした。観光客も多く、写真を撮ったりガイドさんの話に熱心に聞き入っていました。
中央に見えるのが竜の紋様。手書きでしょうか。部分部分、非常に聖地なつくりになっています。
この後はメモリアルチョルテンという場所に立ち寄り、宿泊ホテルへと向かいますが、それはまた書きたいと思います。
道中よく目にする旗
ところでブータンにいて移動中よく目にした旗?のようなものですがガイドさんに聞いてみました。
英語での対応なのでいまいちよくわかりませんが、「幸福」を呼ぶ?象徴する?旗のようです。日本円にして4000円で誰でも設置できるそうです。
様々なところで目にするので、つけ方からそれが意味するところまで、非常に気になりました。
ブータン王国旅行記③へと続きます。